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里帰り出産の後悔①

今日はちょっと昔話。ちゃんと吐き出さないと一生囚われてしまいそうなので。

私は里帰り出産をしました。

これ今でも後悔しているし、あの時の情景は悪い意味で忘れられず、トラウマです。

本当はしたくなかったけど、強制です。

私の実母は今でこそ人らしくなってきたけど、当時は毒親という部類だったと思います。その原因は、母の実の母、私の祖母に原因があります。祖母もそれなりに苦労はあったとは思いますが、そこそこに裕福にプライド高く生きてきました。この祖母は私にとっては優しい「おばあちゃん」ではなく、逆らったら叩かれる殴られる怒鳴られるという恐怖の対象でした。

もちろん楽しかった、やさしかった、思い出もあるけれど。常におばあさんの機嫌に気を付け、おばあさんの立てる物音が大きいときはできるだけ部屋から出ないようにするなど、家にいても神経を研ぎ澄ませていました。母もそうだったと思います。娘を守りたいと少しは思っていたと思いたいですが・・・。とにかく私の家はみんなが祖母に合わせていました。

私の里帰り出産も、祖母の意見でした。私は、夫と二人でなんとかやりくりするから、里帰り出産はしたくないと言いました。でもそれは聞き入れてもらえませんでした。聞かないと祖母の怒りは収まりませんでした。そんなお年寄りのいうことなんて無視してしまえばよかったと思います。でも、あの時、少なからず私もそういうものだと思い込んでしまっていたんだと思います。数十年そうやって暮らしてきてしまったから。

出産前はまあ穏やかでした。ただ、子どもの肌着もベッドも全て買ってくれたのはありがたかったけど、夫と選ぶという選択肢は私にはありませんでした。全てのものを買い渡されました。

そして、うちの子は男の子なのですが、家系的に女性が多かったこともあり、「男の赤ん坊なんてどうやって育てるんだか!どうなるんだか!しらないよ!」とことあるごとに言われました。精神的に不安定だったこともあり、私はよく泣いていました。

それでも、気を使いながら生活し、上手く日々を過ごしていました。ただ、気にくわない思い通りにいかないこともあったのでしょう。私が話しかけても無視されることも多かったです。そんな時、母は気まずそうにするだけでとくにフォローはしてくれませんでした。

全くリラックスとか、幸せな気持ちに浸ることなく産前は過ごしました。しかし、これはまだまだ平和な方でした。

本当に辛かったのは産後でした。出産後、病院から帰ってきて実家を出るまでの記憶はほとんどといっていいほどありません。どうやって日々を過ごしたかが思い出せないのです。

子供の大事な時期を思い出せないなんて・・・。本当に勿体ないことをしました。

次に続きます・・・。

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この記事を書いた人

鳥大好き悩み多き理系主婦です。
鳥のこと多めに、日々の想いをつづっていきます。

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